【茨城県】トイプードルやマルプー、小型犬に多い『パテラ』について

ペットを探していると、よく『膝蓋骨(しつがいこつ)』『パテラ』等を耳にしたことがあるのではないでしょうか🤔

よくある関節疾患なのでネットで検索すると、たくさんの記事が表示される位有名です😅

パテラは『膝蓋骨脱臼』と言って、後ろ足の膝にあるお皿のような骨が溝にはまっているのですが

脱臼と言われるだけあって、このくぼみから外れてしまいます。

小型犬は内側に外れやすく、大型犬は外側に外れやすいようです。

ノーパテラ（膝蓋骨が正常）が理想ですが、全ての子が完璧となるのは難しいため

キャティーハートではグレード2までを販売しています。

膝を曲げ伸ばしするため、膝蓋骨は大腿四頭筋（太ももの前の筋肉）の力を脛骨（すねの内側の骨）に伝える役割があります。

それが外れていると、まともに歩けなくなってしまいます。

パテラにもグレードがあり、1～4に分けられます。

かかりつけの獣医さんから詳しいお話しを聞いていますので、ご紹介しますね😉

・グレード1：手で押すと外れる程度。

成長するごとに筋肉がついて膝蓋骨のカバーをするので、全く気にならなくなります。

たくさん運動させてあげてください。

・グレード2：足を曲げたときに外れてしまい、手で押すと元に戻ります。

これも筋肉がつくとカバーされて気にならなくなってきますので、無理のない範囲で運動させてあげてください。

・グレード3：常に脱臼している状態です。

手で押すと一時的に戻りますが、歩行に異常がみられます。

・グレード4：常に脱臼している状態で、手で押しても戻りません。

歩行が困難な状態になってしまいます。

先天性のものが多いです。

後天性のものだと、交通事故や転倒、落下等で膝に強い負荷がかかって脱臼することがありますので

外ではリード必須、家ではフロアマットを引いたり高い場所には乗れないように対処してあげてくださいね🙏

また、肥満でも脱臼になる可能性があるので

特に避妊・去勢手術後はあまり太らせないようにご注意ください🙅‍♀️

キャティーハートではグレード2まで販売すると書きましたが

グレード3、4と診断が出た場合は通院や手術・介護が必要になってきますので、販売しません。

症状でもお話ししましたが、グレード2までは運動でカバーできるので日常生活には問題ないんです✨

もちろん全力で長時間走らせたり連続ジャンプさせたり、極端に激しい運動は論外ですよ🙅‍♀️

大人になるまでは、散歩に行ったりドッグランで走らせたり

その程度の運動で大丈夫です👍

なので、お客様に説明して販売させていただいております😊

実はグレード3も中には運動させる事で膝蓋骨がはまる事例もあったようです😳

骨が削れて、それが良い感じにかみ合って溝にはまる+筋肉によるカバーで改善することがあるみたいですね🤔

（グレード3については、全員が全員改善する訳ではないと思うので、無理のない範囲で。。。）

とはいえ、やはりパテラはこちらとしても気になる所なので

親犬を迎える時はパテラの有無を見てから慎重にお迎えしています🐶

それでも両親以前の先祖のパテラなんてわかりませんから、グレード2まで出てしまうことがあります😢

子犬をお迎えする際は、この事をご了承いただけますと幸いです。